自動車解体業の許可を取りま専科!
自動車解体業許可申請手続支援センター 自動車リサイクル法
愛媛県四国中央市 海事代理士・行政書士  藤 田  晶  事務所
海事代理士・行政書士   藤 田   晶  事務所 社団法人 日本海事代理士会 正会員
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施設基準に関するQ&A
1 使用済自動車を解体するための施設(解体作業場)
@燃料抜取場所
ハ 解体作業場以外の場所で使用済自動車から廃油(自動車の燃料に限る。)を回収する場合にあっては、当該場所が次に掲げる要件を満たすものであること。
(1)廃油(自動車の燃料に限る。)の地下浸透を防止するため、床面を鉄筋コンクリートで築造することその他これと同等以上の効果を有する措置が講じられていること。
(2)廃油(自動車の燃料に限る。)の事業所からの流出を防止するため、ためますその他これと同等以上の効果を有する装置(以下「ためます等」という。)及びこれと接続している排水溝が設けられていること。
【趣旨】
・解体作業を安全かつ環境保全上支障がないように行うためには、解体に先立ち燃料の抜き取りを行うことが必要である。
・燃料の抜き取り作業は、換気等の観点から地下浸透防止措置が講じられている解体作業場でなく屋外で行われる場合がある。
・燃料の抜き取りにあたっては、燃料をこぼすことがないよう作業することが第一であるが、万が一燃料がこぼれた場合であっても、燃料が地下に浸透又は外部に流出することを防止するため、燃料抜取場所の構造を定めるものである。
【留意事項】
・床面を鉄筋コンクリートで築造することその他これと同等以上の効果を有する措置としては、無筋コンクリートで舗装し、その上に鉄板を敷設することが考えられる。
・ガソリン、軽油は、揮発性が高く、粘度が低いことから、床面に付着して降雨時等に徐々に流出するというよりは、速やかに床から排水溝そしてためます等に流入するものと考えられる。そこで万が一燃料が流出した場合でも外部への流出を防止するために、こぼれた燃料を速やかに拭き取り、又は降雨の前にためます等から汲み上げておくこと等を標準作業書に記載し、それに則って適正に対処することが必要である。
・排水溝に接続するためます等については、必ずしも専用のものを設置する必要はなく、解体作業場の排水を処理するために設けられた油水分離装置と共用することも可能であるが、油水分離装置と共用する場合であっても、燃料抜取場所に屋根等が設置されていない場合には、そこに降る雨水の量も勘案して油水分離装置の能力を定めることが必要である。
・抜き取った燃料については、速やかに自家用車、フォークリフト等のタンクに移しかえて再利用する場合以外は、再資源化(再利用を含む。)又は適正処理するまでの間、適切に保管する必要がある。
・燃料又は廃油を一定量(指定数量)以上保管する場合は、消防法により、市町村長等の許可を受けた危険物施設以外の場所で貯蔵・取扱を行ってはならないとされている。また、危険物施設における貯蔵・取扱の技術上の基準が定められている。
・消防法における指定数量は、ガソリン(第1石油類)200リットル以上、軽油等の第2石油類1,000リットル以上、エンジンオイル等の第4石油類6,000リットル以上とされている。また、市町村の条例によって、指定数量の1/5以上から指定数量未満の危険物に関する技術上の基準、届出等が定められていることが一般的である。
Q&A
床面
 床面の鉄筋コンクリート舗装はどの程度の厚さが必要ですか?また、重機等を使用して使用済自動車の搬入・搬出を行う場合には、さらにどのような措置が必要ですか?
廃油を回収する使用済自動車の荷重などから、おおむね15cm以上の厚さがあればよいと考えます。厚さが15cmに満たない場合には、保守点検を確実に行うこと、ひび割れ等を発見したときは直ちに補修する、鉄板を敷設する、等の対応を標準作業書に明記する必要があると考えます。また、重機等を使用して使用済自動車の搬入・搬出を行う場合には、鉄筋コンクリート舗装を15cmよりも厚くする、厚さ15cmの鉄筋コンクリート舗装の床面に鉄板を敷設する等の措置が必要であると考えます。
 アスファルト舗装ですが、「床面を鉄筋コンクリートで築造することその他これと同等以上の効果を有する措置を講じていること。」とありますが、どうすれば同等以上の効果を有する措置といえますか?
厚さ15cmのアスファルト舗装であるとして、その床面を厚さ10mmの鉄板で覆うなどの措置で可能であると考えます。また、重機等を使用して使用済自動車の搬入・搬出を行う場合には、敷設する鉄板の厚さをさらに厚くする等の措置が必要であると考えます。
 無筋コンクリート舗装ですが、「床面を鉄筋コンクリートで築造することその他これと同等以上の効果を有する措置を講じていること。」とありますが、どうすれば同等以上の効果を有する措置といえますか?
厚さ15cmの無筋コンクリート舗装であるとして、その床面を厚さ10mmの鉄板で覆うなどの措置で可能であると考えます。また、重機等を使用して使用済自動車の搬入・搬出を行う場合には、敷設する鉄板の厚さをさらに厚くする等の措置が必要であると考えます。
ためます
 「ためます」とはどのようなものですか?
排水溝に接続し、漏出した燃料を一時的に溜めておく不浸透性の構造物です。また、「ためます」は、こぼれた燃料を充分に回収することができ、ポンプ等で燃料を吸い上げる、等確実に燃料を回収できるものであることが必要と考えられます。
 「ためますその他これと同等以上の効果を有する装置」とはどのようなものですか?
油水分離装置が考えられます。また、油水分離装置で代用する場合には、燃料抜取場所の雨水の量を考慮して設計し、その能力を標準作業書に明記することが必要と考えます。
排水溝
 排水溝の要件は?
こぼれた燃料が滞留せず、ためます又は油水分離装置に流れていくように傾斜のついた構造であり、ひび割れ等がないことが必要と考えます。また、事業所内に降った雨のうち、燃料抜取場所内のものが流入し、その他排水が流入しない構造であることも必要と考えます。さらに、車両等の出入口は、溝縁を補強しておくことが望ましいと考えます。
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